EVERBLUE現時点での感想っつーかレビュー?

ゲームを立ち上げると、まずは謎の遺跡からスタート。
恐らくゲームのクライマックスに関係するんだろうと思われるこの場所は
回想シーンながらも実際に操作が可能で、操作のチュートリアルの役割も
果たしているのは親切設計と言える。
さて、このゲームはデュアルショック2専用である。
なるほど、右スティックで旋回、左スティックで泳ぐその操作性は
なかなか良好であり、右スティックを使う必然性が分かる反面、
左スティックの代わりに十字キーが、感圧式であるにも関わらず使えないのは、
十字キー慣れしてる身には少し残念でもある。

このゲームの流れを簡単に説明すると
海に潜って宝物を回収しつつ、クエストを攻略していくといった形なのだが、
宝物を回収するのに使用するのが「ソナー」と「エレメント」である。
エレメントにはウッド、メタル、グラスなど様々な種類があり、
このエレメントをソナーに装着することで、装着したエレメントに対応した宝物が
ソナーに反応するようになる。
ちなみに、ソナーには無限にエレメントを装着することは出来ず、
また、海域によって落ちている宝物の傾向があり、更には
ソナーは宝物のみならず、海中のオブジェクトに反応することもあり
(注釈:この一節はウソでした。訂正するのも何なので晒し上げにしておきます)、
海域によってのエレメントの選択という戦略性を産み出している。

海の中の探索をする内に、沈没船の中を探索することもあるが、
沈没船では、出入り口からしか浮上が出来ないため、空気の残量や荷物の積載量に
注意しないと、HPがどんどん減っていく→ゲームオーバーになる危険性があるため、
自分の居場所を把握しつつ慎重に宝物を回収していく必要があり、やはりここでも
戦略性が発生している。
とは書いたものの、実は、沈没船の中の宝物は、一度船から出てもう一度入ると
同じものが複数手に入るようになっているのだ(キーアイテム除く)。
これは、善意の第3者がわざわざ宝物を置きに来てくれているのか、
それとも単にメモリ管理がザルなのかのどちらかなのだろうが、
きっとアリカさんのことだ、メモリ管理がザルなだけじゃねぇか( ゚Д゚)ゴルァ!!
このくらいデバッグすればすぐ分かることだろうが! もう少し圧縮とか考えておけよ!
あとファイティングレイヤーをとっととPS2に移植しろや、漏れはラ(略
話が少し脱線したので元に戻そう。
このゲームでは、少しクエストが進むと海中の写真を撮ることも出来るようになるのだが、
この写真の撮り方が、R2ボタンでカメラを構えて、更にR2ボタンを押し込むことで撮影
・・・これが「デュアルショック2専用」の正体か、謀ったな、シ(略

総合すれば、海が好きな人やコレクターにはかなり面白いと思う反面、
ツッコミ所もあるといえばあるので、穿った見方のプレイヤーにも向いていると思われる。
現時点で得点をつけるならば71/100と言ったところか。
今後ゲームが進むにつれてのストーリー展開には期待したいところだ。


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